脱腸 女の子
脱腸は女の子でも?
脱腸の症状は女の子にもみられるんでしょうか?
よく、脱腸は、男の子にしかないって言われますがそんなことはないんです。女の子にも同じように症状は出るんです。
女の子の場合の脱腸は、出口の近くに卵巣がある為に、腸と同時に卵巣が脱出してくることもあるんです。脱腸は腸が降りてこなければ外からは脱腸があるかどうか分かりません。腸が降りるようになって初めて脱腸に気づくので、突然、脱腸が起こったように思われるんですね。
脱腸は実際には、一番多いのはお風呂に入った時や、大泣きした後に足の付け根のところがふっくらと盛り上がっている時に気がつくんですね。普通は脱腸の痛みもなく、ふくらみも軟らかく、横に寝かせると自然に消えてしまうんです。ふくらんだところを押さえると、指に「グジュグジュッ」といった感触があって、それと同時に触れていた固まりがスッと消えるのが分かるんですよ。
このように、脱出した腸が戻る場合は心配はないんですが、稀に、力一杯泣いた後や強い腹圧が掛かった時にいつになく大きく腸が出てしまって、戻れなくなってしまうことがあるんです。これが嵌頓(カントン)と言われる状態なんです。
この時には、脱腸の出口(門)のところで、腸管と共に腸間膜が締め付けられて、そこを通っている血管の中を血液が通ることが出来なくなってしまうんです。この状態が数時間続くと、腸は腫れて、出血し、更に進めば壊死に陥ってしまうんです。
このような怖い脱腸の合併症は滅多に起こらないんですが、乳児以下の赤ちゃんには頻度が高いと言われているんです。この合併症のリスクがあまりにも大きいので、まだカントン状態になる前に、脱腸の早期手術に踏み切るのが良いと言われているんです。
脱腸治療は手術なんですが、子供の外科の中では一番頻度の高い手術で、もっとも安全な手術の一つなんですね。女の子なので、手術跡が気になるでしょうが、傷も1−2cm程度で30分もかからない手術のようなんです。この治療で、子供の脱腸は確実に治すことが出来るようです。が、専門医によくご相談下さい。
ネタ元 http://www.hiroshima.med.or.jp/kenkojoho/booklet/13/book001.htm
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