腹壁瘢痕 ヘルニア
腹壁瘢痕ヘルニアって?
腹壁瘢痕ヘルニアって、あまり聞いたことがありませんがどんな症状なんでしょうか。ヘルニアって言うのは”脱出する”と言う意味で、腹壁などに異常なスキマがあって、そこから内臓が脱出した状態を言うんです。多くの症状は、腹壁が袋状にくびれ出て、その中に内臓、特に腸が入り込むことが多いので脱腸と言われているんですね。ヘルニアは、生まれつきこうした腹壁などに異常なスキマがある場合と、お産や手術の後や高齢者になって筋肉が衰えて痩せた後などに起こる場合とがあるんです。その脱腸、つまりヘルニアの起こる場所ですが、鼠径(ソケイ)部と言われるももの付け根付近、これには鼠径(そけい)ヘルニアと大腿ヘルニアがあるんです。へその部分に発症するのが臍ヘルニアです。
そして、手術後に発症する事があるのが腹壁瘢痕ヘルニアなんですね。この腹壁瘢痕ヘルニアって、開腹手術後などにお腹の一部分が膨れた状態になるんです。腹部の手術をする時には皮膚や皮下組織、腹壁等を切り、手術が終わればそれらを縫い合わせます。ですが、手術後に、傷が化膿したり、元々、筋膜が弱かったりすると筋膜のくっつきが悪くなって、その隙間から腹腔内の脂肪や腸の一部が出て膨らんでしまいます。この症状を腹壁瘢痕ヘルニアと言うんですね。腹壁瘢痕ヘルニアの治療としては、壁の開いている隙間が小さい場合は、単純に縫い寄せてくることが出来ます。ですが、単純に寄せて縫っただけでは再発しそうな時には、その補強の為、人工のメッシュ膜や体の他の部分から採取した膜をさらに貼りつける場合もあるようです。単純に寄せることが出来ない場合には、当然、これらの膜を使用して治療するようになりますね。腹壁瘢痕ヘルニアの手術後、退院しても、ヘルニアの再発を防ぐ為に、6ヶ月位は腹帯などを着用し、患部を保護した方が良いようです。腹壁瘢痕ヘルニア、お大事になさって下さい。
ネタ元
http://www.kobe-ekisaikai.or.jp/ekisaki/new&topi/topi-24.html
関連記事
ヘルニアって脱腸のこと?
脱腸って?

